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Unchain 2nd ~ 気弱なおっさんが ネットの匿名性を良い事に 浮き世のしがらみにとらわれず 言いたいことを言い 書きたいことを書く たしかそんなblogだった

Android関係のニュース

   

自由過ぎるAndroidがユーザーに敬遠され始めてる? 悲劇のガラケー化する懸念まで噴出中… : ギズモード・ジャパン

一言で表現するならば、いま市場で次々と発売されているAndroidケータイをめぐる共通の問題は、マルウェアならぬブロートウェア(Bloatware)の大量インストールにありますよ。その名も「膨れ上がる」を意味するブロート(Bloat)から取られているように、購入したばかりの新品ピカピカなAndroidケータイなのに、すでに大幅にメモリーやストレージ容量を占有してしまうソフトウェアアプリなどが搭載されてしまっており、ユーザーが簡単には完全削除できない仕組みになってしまっているんですよね。

たとえば、現在地に応じてお勧めレストランや観光スポットなんかを紹介してくれるアプリ、数々のオンライン対戦ゲームソフト、有料動画の視聴サービスなどなど、どのAndroidケータイを買ってきても、ほぼ間違いなく米国内では多種多彩なソフトウェアアプリがプリインストールされている状態です。でも、これって結構いらないサービスばっかりで、あんまり多くのユーザーには喜ばれていない、むしろ、どちらかというと目障りで二度と必要ないので消し去ってしまいたいんですけどって反応が大半だったりもするんだとか。おまけに多くのアプリが、最初の試用期間のみ無料であるものの、一定期間が過ぎると勝手に有料に切り替わって、利用料金を請求される羽目になるというイワクつきだったりもするんですよね…

これって結局汎用のOSを使って各社が自由にハードウェアを作る場合、一つのお決まりのパターンのような気がしています。
日本では記憶に新しいのがPocketPCの頃でしょうか。
PocketPCの場合は各社何も手を加えずに出した結果同じような端末ばかりがリリースされました。
同じような形で同じような中身の端末が多数リリースされ、そこからCompaqやHPはキーボードを付け、ハード的に個性を出したりしていきました。
最終的にWindowsMobileになり、W-ZERO3が横スライドでブレイクすると、今度は各社横スライド端末が山ほど出して、しかし結局中身は一緒、各社の技術力の違いで「自分の我慢できる不具合を持つ端末を選ぶ」という機種選びしていたように思います。

今のアンドロイドの場合も実はよく似た状況で、今度は入れるアプリケーションでしか個性を出せない状況、という事なのかもしれません。
デフォルトの状態が個性になるのはiPhoneのようにそれ一機種だけの場合ですし。
結局、安易にアプリケーションを詰め込むのではなく、ハードウェアやホーム画面などに注力して、そういう面でひとつのブランドを確立していけるようにいかないと、先はないと思うんですけどね。

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