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■Microsoftのソーシャル携帯「KIN」はなぜダメになったのか

KINが不名誉な終わりを迎える前から、アナリストは同製品の致命的な弱点となりそうな要素を指摘していた。それはデータプランの月額料金だ。通話無制限プランで月額69.99ドル(高級オプション)、450分の通話で39.99ドル(最も安価)、さらにデータ通信料が29.99ドルかかる。子供の携帯電話に毎月70~90ドル払うのを渋る保護者には高すぎるだろう。それに多くのティーンには、このくらいの携帯代を軽く払えるほどの稼ぎはない。 しかし、KINのあまりにも早い死は、別の要素が作用したことも示唆している。Microsoftは5月末にエンターテイメント・デバイス部門を大幅に再編し、同部門の社長のロビー・バック氏とデザイン・開発担当上級副社長J・アラード氏が退社した。この部門はXboxシリーズやZune、KINなど消費者向け製品を担当している。

 この再編に続き、Microsoftのスティーブ・バルマーCEOはアンディ・リーズ上級副社長をモバイルコミュニケーション事業の責任者に昇進させ、自身の直属とした。公式の経歴によれば、リーズ氏は娯楽やゲームに通じたタイプというわけではない。同氏の以前のMicrosoftでの業務はサーバ&ツールマーケティング・ソリューション部門のコーポレート副社長で、国際販売・マーケティング・サービス部門でもさまざまなポストに就いていた。

 ブログメディアEngadgetは6月30日の投稿で、Microsoft社内の「信頼できる筋」からの情報として、リーズ氏が5月の昇進のかなり前からKINにかかわっていて、プロジェクト参加者全員に「最初からやり直して、Windows CEを基盤にOSを作り直す」よう支持したと示唆している。これは、クラウドとSNS機能の両方を活用した端末を作る最初の作業が終わった後のことだった。このOSの変更が、KINのリリーススケジュールが18カ月遅れる原因となったようだ。その間に、Verizonはこのプロジェクトの見通しに無関心になった。

KINがなぜ売れなかったのかの考察が掲載されています。
結局は売りたいターゲットに対して間違ったアプローチをしたら売れないのは当たり前ということと、キャリアに売る気がなければどんな端末もまともに売れない、というのが結論のようですね。
しかし開発が18ヶ月遅れるのはありえないと思います。これは一概にVerizonを責めるわけにもいかないような気が。

でも、在庫とかどうするんでしょうかね?
vodafone用だけでも日本語対応してSBMあたりに売り込んでもらえないかなと本気で考えたりします。

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