オロナミンとかオロナインとかについて
今日は頑張らないと、という時に気分を上げるためにオロナミンCを飲んだりします。
オロナミンというと良く似た名前で「オロナインH軟膏」があります。
もしかしてと思って調べてみましたが、両方大塚製薬の製品でした。
オロナミンCの名前の由来は大塚製薬の当時の看板商品「オロナインH軟膏」の「オロナ」と「ビタミンC」の「ミンC」でオロナミンCとなったとの事。
成分はイソロイシンなどの必須アミノ酸、ビタミンB2。ビタミンB6、およびビタミンCを含んでいます。
ビタミンB2が含まれている事から紫外線を吸収し、可視光線としてはき出すためブラックライトに当てると光るようです。
別にオロナインは含まれていない模様。
発売当初に、炭酸を含んでいるという理由により、当時の厚生省に医薬品としては認められなかったそうです。
そのため健康の保持や増進に関わる効能や効果を表示したり、広告することはできないようです。
その代わりに発売時から薬品店以外での販売が可能となっておりスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店頭、および大塚製薬の自動販売機で販売。
日本での累計販売本数は1985年に100億本、1995年に200億本、2011年5月に300億本となっている。
最近になって
「日本の働く女性の睡眠時間は、先進国でいちばん短いそうです。それは一生懸命のあかしです。毎日ハツラツ。」
というCMを流して面白いぐらい批判を受けています。
似たような名前で「オロナイン」以外に「アリナミン」がありますがこちらは武田薬品の製品でニンニクの学名である「アリウム・サティブム」とビタミンB1の化学名である「チアミン」を合わせて命名された最初のビタミンB1誘導体「アリチアミン」に由来しているとの事。