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Unchain 2nd ~ 気弱なおっさんが ネットの匿名性を良い事に 浮き世のしがらみにとらわれず 言いたいことを言い 書きたいことを書く たしかそんなblogだった

イー・モバイルとウィルコムが合併してウィルコムが消滅へ

   

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お前のところよりうちのが回線速い!
速くても混んでて速度でなきゃ一緒じゃねーかよ!

そんな風に罵り合ってた二者がついに合併するようです。

どちらの会社も色々と思い出深い会社で、ウィルコムはW-ZERO3でプチブレイクする前、PHSでデータ通信カードを扱ってた頃にPDAでのデータ通信用として利用し始めたのが最初のきっかけ。
その後京ポンでデータ通信と通話がし放題わーいとかいう時期もあり。
それから数年してW-ZERO3などのスマホもどき端末に出会い、その後WSIMの端末もいくつか購入。
音質がいいのが売りのはずが通話の音量がどれもとんでもなく小さくて、ヨドバシカメラの中だと通話ができないような状態で。
そうこうしているうちにZERO3シリーズがどんどんダサくなっていくのに絶望し、じゃあデータ通信だけでもと、次世代通信までの繋ぎでやってたMVNOのデータ接続サービスを契約、これが関東だと速いのに関西だと全然速度が出ず、何かの新機種発表会の時に確認してみたら「関西は契約者が少ないからDに回線速度絞られてるんですよ」というとんでもない答えが帰ってきて、そこまでわかってて速度が絶対出ない関西と関東同じ値段でやってんのかこの詐○会社と思って縁を切ってからはノーマークになっていました。

そういえば社長がマツケンに似てるって評判でしたね。

イー・モバイルはウィルコムに何度か絶望しているうちにサービス開始。

国内で早期にポケットWiFiを取り扱い始めたのもあの会社だったような気がしています。

確かサービス開始当初、基本2年縛りの契約で、割引入って少し安くなるんだけど、2年使ったらその割引がなくなって回線使用料が高くなるというとんでもプランを発表したり、せっかく好調だったのに海外から通話専用の端末を大量購入して全然売れなくて赤字を出したり、また端末メーカーの間では金払いがアレがナニな感じで有名だったりしてゴニョゴニョゴニョ…

とにかくやっつけな感じの会社というイメージが強いです。

CMで矢沢総理が「過去のデータで未来がわかりますか!イー・モバイルで面白くしたいんです 日本!」というようなヲモシロ発言をしていますが。
ほんとにこんな感じで何も考えてない会社なんじゃないかと疑いたくなりますw

HTCからカイザーが発売され、カイザーは買いさーとばかりに購入。

高速が売りの割には速度でないよねとか思ってたのですが、あれは混雑が原因だったのかWindowsMobileが原因だったのかよくわかりませんw

カメラがそこそこ撮れるのとGPSがまぁまぁ動くのとで満足。
キーボードがスライド後チルトするのに感動したのですが、よく考えたらあれって使い道無いですよねw

そのうち色んなところから「繋がらない」「速度が全然でない」というような苦情が聞こえてきて、私自身もそれを非常に体感していたので解約。

新機種やサービスの発表会ごとに千本倖生会長が出てきて酔っぱらいがクダまいてるみたいなしゃべり方で話をするのもイメージ的にはマイナスでしたw
(全然関係ないけど日本通信の三田社長の片言の日本語で他社をdisり自社を持ち上げるTwitterも個人的にはすごくマイナスイメージです)

この2社に共通して言えることは、周波数(やSIM形状)が特殊すぎて海外から買った端末を利用することが出来ず、だからといって魅力的な端末を抱えているかというとそうでもなく、魅力的なコンテンツやサービスがあるわけでもなく、結局使い放題の回線しか魅力がない状態なのにそちらも遅い、繋がらないなど八方塞がりの状態になっていったのが敗因のような気がします。

何より、一度ついたそういうイメージってなかなか払拭できませんからね。

特にウィルコムはWSIMを採用したのは大きな敗因のひとつだと思います。

当初は通信部分と端末部分を分離することで他社が参入しやすくなるとか言ってましたが、結局他社なんか全然参入しなかったですし、しかも特殊な形状のアレのせいでハードウェアも一から専用設計が必要になり、しかも独自で出した端末がプラスチッキーで格好悪くと、どんどん孤立していったように見えます。

なんにせよ、この2社が合併して是非ともベジット並みの活躍を見せてくれることを期待したいです。

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ウィルコムとイー・アクセス合併へ、ウィルコムが消滅会社に

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