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アプリケーションの起動と終了方法

      2010/06/20

WindowsMobileケータイでアプリケーションを起動/終了する方法を紹介します。

アプリケーションの起動

アプリケーションの起動は主に「スタート」メニューから起動します。
画面左端の「スタート」ボタンかその隣周辺をタップするとスタートメニューが表示されます。

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スタートメニュー上に目当てのプログラムがなければ「スタート」メニューから「プログラム」を選択します。
「プログラム」上に目当てのプログラムがあればそのアイコンをタップします。

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以上でアプリケーションの起動に関する説明は終了です。

アプリケーションの終了

アプリケーションが起動している状態で右上の×マークをタップすると一見アプリケーションが終了したように見えますが。

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しかし実は裏面に回っているだけで、アプリケーションは終了していません。
アプリケーションはパソコンで言うところの最小化している状態です。 

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アプリケーションの終了には手間がかかる

アプリケーションの起動に比べ、アプリケーションの終了には手間がかかります。
アプリケーションを終了する場合「スタート」→「設定」→「システム」の「メモリ」を選択し。

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「実行中のプログラム」タブを選択。
起動しているアプリケーションの一覧が表示されます。

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終了したいアプリケーションを 選択して「終了」を選択する。
もしくはすべてのアプリケーションを終了してよければ「すべて終了」を選択すれば起動しているアプリケーションはすべて終了します。

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なぜこのような仕様になっているのか

なぜこのような面倒くさい仕様になっているかというとWindowsMobileでは当初より「ユーザーはアプリケーションを起動するだけ、プログラム実行用メモリはOS側で管理して足りなくなってきたらOSが裏に回ったアプリケーションを終了させる」という基本思想で設計されているためです。

なぜそんな仕様にしたのかというと、初期のWindowsMobile(当時はPocketPCという名前でした)はアプリケーションの起動に非常に時間がかかったためだと思われます。
その代わり裏に回ったアプリケーションを再度前面に呼び出す場合は一瞬で呼び出すことができました。
そのため、アプリケーションは起動後メモリの許す限り最小化の状態で待機させ、2度目以降の呼び出しで高速に呼び出せるようにして使ってもらう、という仕様になったのだと思われます。

しかしながら、プログラム実行用メモリが逼迫してくるとOS自身の挙動がおかしくなったり、前面で使っているアプリケーションの挙動に問題が出てきたり、裏面に回したアプリケーションのうち、落としてほしくないアプリケーションが落とされたり、OSがアプリケーションを終了させた後再度呼び出した際のデータの連係がうまくいっていなかったり(書きかけの文章がそのまま消えてしまう、開いていたページが再呼び出し時に表示されていない等)と、何かと問題も多く、評判の悪い仕様ではありました。

最近の傾向

最近は各メーカーともこのタスク管理の部分を改善しようと努力しているようです。
例えば最近のHTC製端末には「タスクマネージャ」という機能が追加されています。

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これはアプリケーションの終了機能を独立/強化した機能で、これまでの「メモリ」のアプリケーションの一覧から任意のものを終了させる機能に加え、画面右上の×ボタンの動作を乗っ取ってタスクを終了させる機能を持たせるなどの設定も行えます。

これによって、従来は簡単に行えなかったアプリケーションの終了が右上の×ボタンから手軽に行えるようになっています。

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また、この「タスクマネージャ」という概念の一部はWindowsMobile6.1以降のOSでは独立した機能となったようです。

ただし、HTCの拡張機能のように右上の×ボタンを乗っ取るような機能は無いようです。

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その代わり「メモリ」からは「実行中のプログラム」タブがなくなっています。

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