しばらくWindows8端末を使ってみてWindows8ではAndroidタブレットには勝てないと思った
2013/11/20
しばらくWindows8タブレット端末を使っていましたが、このままだとWindows8のタブレットではAndroidやiPadなんかには勝てないんじゃないかと思い始めています。
使ってみて思った、Androidタブレットなどよりも劣っていると感じたところを紹介していきたいと思います。
その1:metroの使い勝手が悪い
まずmetroスタイルのアプリを使ってみて思うのが、その操作性の悪さです。
1画面全部を占有してしまい、アプリケーションの切り替えが非常に面倒です。
XperiaやGalaxyといったAndroid端末のメーカーがAndroid端末上で複数画面のアプリ展開を実現させてきているにもかかわらず、Microsoftはわざわざ単画面UIに退化しています。(一定以上の解像度があれば2画面を並べて表示は可能なようですが、たとえば小型のタブレットなどでは不可能になります)
特に大画面のタブレットなどであれば、本来であれば3画面以上を表示させることもできるわけで、metroで使うのはスペースの無駄だといえます。
その2:使いたいアプリがmetro対応していない
私の場合はsakuraエディタやWindowsLiveWriter、jtrimなどをよく使うのですが、これらのアプリはmetro対応していません。
それらのアプリはデスクトップから起動する必要があるのですが、metroのアプリとデスクトップのアプリは切り替えがスムーズに行えないのが面倒なんですよね。
metroからデスクトップのアプリはきどうできますが、逆はいちいちmetroに戻らないといけなかったり…
その3:デスクトップのUIが未だにタッチ向けではない
そしてさらに不便な事に、デスクトップのUIは全くタッチ向けではないんですよね。
アプリケーションを閉じる際の×ボタンは小さくて押しづらいし、ブラウザなどもリンクをタップしたり、長押ししたりといった操作性もイマイチ。
ぶっちゃけデスクトップではタッチ操作への工夫がほとんど見られないんですよ。
metroと併用することがほとんど必須といえる状態で、このUIの操作性はちょっと酷いです。
というわけで、簡単に考えただけでも、これだけ不便な点がみられます。
もう少し洗練していかないと、Androidのタブレットにもまだまだ勝てないんじゃないかと思っています。