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携帯キャリアの詐欺まがいの広告に総務省からメスが入るらしいけどどうせまた適当にお茶濁されて終わりそう-LTE表示に総務省が統一基準 業界側はためらいムード

   

 急速な普及が予想されるスマートフォン(高機能携帯電話)の高速通信規格「LTE」をめぐり、総務省が通信速度やカバーエリアの統一的な算定・表示基準の策定に乗り出した。現状では算出方法が異なる独自の基準で各社がアピール合戦を繰り広げており、消費者の混乱を招いているとの批判は強い。同省は早ければ2014年度にも統一基準を導入して各社に対応を促したい考えだが、業界側には実効性に疑問を投げかける声もあり、官民の足並みがそろうかどうか不透明さも残る。

(略)

ただ、事業者側には統一基準の導入に躊躇(ちゅうちょ)するムードも漂う。携帯大手のある幹部は「消費者の目線をとことん優先するなら、電池の持続時間の算出方法も統一する必要があるといった具合に、やり出したら切りがない」と漏らす。 また携帯電話のネットワークは、1つの基地局内で同時に利用している人数の多寡によって通信速度が変化する「生もの」(NTTドコモの加藤薫社長)という実情もある。同じ条件の下で燃費や耐久性などを比較できる自動車とは違い、基準を統一したとしても「現実には『公平な実測』は不可能」(大手幹部)という指摘も少なくない。

引用元: LTE表示に総務省が統一基準 業界側はためらいムード 2/2 – ITmedia ニュース.

以前から理論値だとか、(一日○時間使う前提で)バッテリーこれだけ持ちますとか、そういった実態とかけ離れた値を掲示する事が問題になっていましたが、とうとう総務省からメスが入るようですね。

しかしキャリア側の「出来ない理由の羅列」がひどいなと思います。
そもそも基準を合わせることが難しいからといって、自社に都合のいいデータだけを使っていいという理由にはなりませんし、実態とかけ離れた理論値で宣伝をしていいという理由にはなりません。

「消費者の目線をとことん優先するなら、電池の持続時間の算出方法も統一する必要がある」というなら統一すればいいんですよ。
それが消費者のためになると思うのであれば。
それを「といった具合に、やり出したら切りがない」などといってしまうその意識がまずダメだと思います。
特に電池の持続時間の話なんか、以前大問題になったところですし、キリがないからやらなくていいというなら、毎月基本料金払ってるのキリがないから、来月からもういいよね?
という話になりませんか?

…それはさすがになりませんね。

じゃあこれで色々まともになるかというと、決してそうではないと思いますけどw
SIMロックにしても、不人気機種数台を対象にして「ニーズがなかった(←いや端末自体にニーズがないから)」とか言ってしまう会社を放置していますし、相変わらず実質利用者を2年縛る契約が横行していますし、総務省も口出しはするけど継続して監視しないから、キャリアも一時しのぎの場当たり的な対応で済ませてしまうんでしょうね。

それでも、ブラックボックスの中で好き勝手な事されていた今までに比べ、何もやらないよりはマシかなと少しは思うわけですけど。

それはそうと携帯大手の幹部ってすごい書き方ですね。
絶対にウィルコムやイー・モバイルやbmobileじゃないっていうのがわかりますねw

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