Android関係のニュース

クリエイティブメディア株式会社は7日、OSにAndroid 2.1を採用した7型／10型画面のタブレット端末「Creative ZiiO」と、同じくAndroid 2.1搭載のポータブルメディアプレーヤー「Creative ZEN Touch 2」を発表した。12月下旬より順次発売する。オープンプライスだが、同社直販サイトでの価格は、ZiiOの7型モデルが2万4800円から、10型モデルが2万9800円から、ZEN Touch 2が1万9800円から。

ノルウェーを本拠とするOpera Softwareのスマートフォン向け機能強化版ブラウザで、「Android」OSに対応した「Opera Mobile」に2つの重要な機能が加わることになった。その2つとは、HTML5動画と、Adobe Systemsの「Flash Player」プラグインへの対応だ。

　「新たなウェブテクノロジが取って代わろうとしているが、Flashの時代はまだしばらく続くだろう。ユーザーの携帯電話にFlash Playerがインストールされている限り、Operaはこれをサポートし続ける」と、同社モバイルチームに所属するPavel Studeny氏は、現地時間12月4日付のブログ投稿の中で述べている。

　HTML5動画は、Flashの市場を侵食しているテクノロジの1つで、これを使えば開発者は動画を画像と同じようにウェブページに直接埋め込むことができる。Flashと並行して、HTML5への対応も進めているとStudeny氏は述べているが、2つの機能の導入時期については明らかにしていない。

KDDIアメリカとカヤックは共同で、海外生活に役立つAndroidアプリを紹介するサービス「Sapli」の提供を開始した。

　今回提供される「Sapli」は、アメリカで生活するユーザーを主なターゲットとし、日本発信のおすすめアプリやアメリカ各地の情報、日本の最新トレンドなどを紹介するサービス。日本語および英語で提供される。

　「Sapli」は、Webサイトでの情報提供のほか、サイトの更新情報などを知らせるAndroid向けウィジェットの2つで提供される。ウィジェットアプリは、KDDIアメリカが米国で提供しているMVNOの携帯電話サービス「KDDI Mobile」のKyocera Communications製スマートフォン「Sanyo Zio」にプリインストールされる。

クリエイティブメディアは、ポータブルオーディオプレーヤーの新モデル「Creative ZEN Touch 2」を発表。16GBモデル「ZN-T216G-BK」（直販限定）と8GGモデル「ZN-T28G-BK」を12月下旬より発売する。
Googleのモバイル向けOS「Android 2.1」を搭載したのが特徴で、独自のポータルサイト「ZiiO Space」でAndroidアプリケーションやゲーム、オーディオブック、電子書籍、ムービーなどのコンテンツをダウンロードすることができる。なお、 Googleの「Androidマーケット」には対応していない。また、日本語入力を行うには、「日本語入力IMEアプリケーション」を別途ダウンロードする必要がある。
性能面では、タッチパネルに対応した3.2型液晶（480×320ドット）を搭載。200万画素カメラも備えており、静止画や動画撮影も行える。通信機能として、IEEE802.11b/g/n対応無線LANを搭載するほか、Bluetooth 2.1＋EDRを搭載し、ワイヤレススピーカーやワイヤレスヘッドホンで音楽を楽しめる。また、オプションのAVケーブル（コンポジット接続対応）を使用することで、テレビにビデオや写真を出力することも可能だ。

フロントメディアは、Android向けの本格的な動画配信サービス「QTVビデオ」の提供を開始した。アプリの利用料は無料で、サービス利用料は月額525円。視聴無料コンテンツなども楽しめる。

　「QTVビデオ」は、ストリーミング型のAndroid向け動画配信サービス。iモード/EZweb/Yahoo!ケータイ向けの公式動画サービスのAndroidアプリ版となる。Android 1.6以降で楽しめる。

　オープニングタイトルとして5000本の作品が提供され、今後1年以内に、携帯電話版と同等の3万本以上のタイトルが配信される。オープンニングタイトルには、150本以上の無料作品が用意されている。

KDDIと沖縄セルラー電話は2010年12月6日、auのAndroid搭載スマートフォンを利用する法人向けに、セキュリティサービス「リモートデータ削除 for IS series」の試験提供を始めた。試験サービスの提供期間は2011年8月31日まで。

　リモートデータ削除 for IS seriesは、管理者用WebサイトからauのAndroid搭載スマートフォンをリモートで操作し、（1）リモートデータ削除、(2）リモートロック、（3）情報設定・収集――の三つができるようにする。リモートデータ削除は、スマートフォン内に保存されたデータをリモートから削除する機能。リモートロックは、第三者がスマートフォンを操作できないようロック状態にする機能。情報設定・収集は、ブックマークや無線LANなどの設定確認や設定変更をできるようにする機能である。

　利用するには、リモート操作対象のスマートフォンに本サービス用のアプリケーションをダウンロードしてインストールおよび登録する。この登録により、管理者以外がアプリケーションを削除できなくなる。サービス対象のスマートフォンはIS03とIS06。ただしIS03は、2011年春に予定しているAndroid2.2へのバージョンアップ開始まではリモートロック機能には対応せず、それまでの期間は「安心ロックサービス」でカバーする。今後、IS04やIS05にも対応予定。