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大山鳴動してネズミ一匹:Tizenについて調べてみた

      2016/01/19

auからFx0という端末が発売された以降音沙汰なしだったFirefoxOS終了のニュースを眺めていて、そういえば昔iPhoneやAndroidに対抗してTizenとかいうOSが開発されてたよなと。
そういやdocomoがTizen搭載スマホを発売するとか言ってたよなという事を思い出して。
Tizenがどうなったのか調べてみました。

大体がここに乗っていましたw

大まかに歴史を振り返ると

2011年9月27日にLinux Foundation(MeeGo)および LiMo Foundation(モトローラ、NEC、NTTドコモ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、ボーダフォン、サムスン電子の6社)が連名でTizenというプロジェクトを発表。
その後サムスンが独自で開発していたモバイルOSであるBadaも合流。
もともとインテルとノキアが共同開発していたMeeGoだが、ノキアがMSに買収されWindowsPhoneに注力する事となったためLiMoと合流しTizenが生まれる事となった。

2012年5月8日、アメリカのキャリアである、スプリント・ネクステルが Tizen Association への参加および、Tizen の端末を将来販売することを発表

2013年5月17日、Tizen 2.1 SDK, ソースコード, OSイメージなどが公開された。また、5月3日よりTizen Storeのアプリケーションのアップロードの受付を開始した。オープン時点での販売対象国は、日本(ドコモ)、フランス(Orange)、カザフスタン、ロシア、ウクライナ。また、5月4日に IVI の ARM 向けの Tizen 2.0 alpha もリリースされた。

2013年11月11日、シャープ、パナソニック、NTTデータMSE、コナミ、Celsys、McAfee、イーベイ、トレンドマイクロなど新規36社によるパートナープログラムの開設

2014年1月16日、NTTドコモが、導入を予定していたTizen OS搭載スマートフォンの導入を、当面見送ると発表した

2014年6月2日、サムスンが商用としては初となるTizenスマートフォン「Samsung Z」を発表

2014年7月28日、サムスンが2014年第3四半期にロシア で発売するとしていたTizenを採用した初の商用スマートフォン「Samsung Z」の発売延期を発表

2014年8月25日、中国の大手通信機器メーカーHuawei Technologiesが「SamsungのTizenには成功の見込みがない」と述べ、Tizenのスマートフォンへの採用を拒絶していたことが分かったと複数の海外メディアが報じた

2014年9月24日、KDDIはTizen OS搭載のスマートウォッチ「Gear S」をau公式アクセサリー「au +1 collection」から発売すると発表。発売日、価格などは改めてアナウンスされる。日本で発売される初のTizenOS搭載機器となる予定。

「au +1 collection」を確認しましたがGearやFitなどは見つかりましたがS2に置き換えられたのかもしれませんがGear Sは見当たりませんでした。

2015年1月14日、サムスンがインドでTizen OSを採用した初の商用スマートフォン「Samsung Z1」の発売を発表

2015年12月18日、サムスンがTizen OSを採用したスマートウォッチ「Samsung Gear S2」を日本で発売開始

というわけで、色々紆余曲折あるみたいですね。
開発するうちに皆「こらあかん」と逃げてしまって、最終的にはサムスンが最後まで頑張り抜いて端末一台発売するも評価は最悪。

当初キャリアも採用予定と大騒ぎしていたものの日本においては端末発売は0台、結局発売されたのはスマートウォッチ的な物だけ。

まさにTizen開発して何処もドン引き。

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