PCとデータを同期する
2010/06/20
WindowsMobileケータイの特徴の一つとしてPCとデータの同期が出来るという点が挙げられます。
ActiveSync
Windows2000、WindowsXPのPCとデータを同期する場合、ActiveSyncというアプリケーションを導入して同期します。
同期の手順としては
1.まずActiveSyncをPCに導入し
2.PCとWindowsMobileケータイを付属のUSBケーブルで接続
3.同期したい項目を選んで設定を完了させる
となっています。
WindowsMobileケータイとデータを同期するPCの事を「母艦」と呼んだりもします。
ちなみに、ActiveSync以外のソフトウェアを導入せず、素のままのPCと同期できるデータは
・WindowsMobileケータイの「MyDocuments」フォルダ
・InternetExplolerMobileのお気に入り
の2つになります。
MyDocumentsの同期
ActiveSyncで設定すると、PCのデスクトップ上にフォルダが作成されます。
このフォルダ内のファイルはActiveSyncでWindowsMobileケータイとPCを接続している間、自動的に内容が同期されます。
PC側 | WindowsMobileケータイ側 | |
← → |
InternetExplolerMobileのお気に入りの同期
PCのInternetExplolerの「お気に入り」以下の「モバイルのお気に入り」フォルダに登録したお気に入りと、WindowsMobileケータイのInternetExplolerMobileの「お気に入り」を同期することが出来ます。
たとえばPCでWebを巡回していて、出先で見たいページがあった場合などに「モバイルのお気に入り」に登録しておけば後ほど同期したWindowsMobileケータイでみることが出来ます。
PC側 | WindowsMobileケータイ側 | |
← → |
|
さらにWindowsMediaPlayer10を導入しているPCとは以下のファイルの同期が行えます。
・WindowsMediaPlayerで取り込んだ音楽ファイル
WindowsMediaPlayerで取り込んだ音楽ファイルの同期
PCで取り込んだ音楽を、ActiveSyncで接続したWindowsMobileケータイに転送することが出来ます。
PC側 | WindowsMobileケータイ側 | |
← → |
設定によって、たとえばPCで頻繁に聴いている曲を自動で同期したり、新しく追加した曲を同期したりといった設定が可能です。
Outlook(XP、2003、2007)が導入されているPCとは以下の情報が同期できます。
・連絡先
・予定表
・電子メール
・仕事
・メモ
Outlook(XP、2003、2007)との同期
Outlookを導入しているPCとは、Outlookの「メール」「予定表」「連絡先」「仕事」「メモ」をそれぞれ同期することが出来ます。
PC側 | WindowsMobile ケータイ側 |
|
← → |
また、PC経由での導入が前提とされているアプリケーションについては、ActiveSyncでPCとWindowsMobileケータイをつなげた後、Setupプログラムを実行して導入することが出来ます。
WindowsMobileデバイスセンター
WindowsVistaのPCとデータを同期する場合、WindowsMobileデバイスセンターというアプリケーションを利用します。
同期の手順はActiveSyncとほぼ同じです。
ケーブルを使ってPCと繋げるだけ。
そのまま同期できるのは
・WindowsMobileケータイの「MyDocuments」フォルダ
・InternetExplolerMobileのお気に入り
です。
さらにWindowsMediaPlayer10を導入しているPCとは以下のファイルの同期が行えます。
・WindowsMediaPlayerで取り込んだ音楽ファイル
Outlook(XP、2003、2007)が導入されているPCとは以下の情報が同期できます。
・連絡先
・予定表
・電子メール
・仕事
・メモ
Outlookを導入しているPCとは、Outlookの「メール」「予定表」「連絡先」「仕事」「メモ」をそれぞれ同期することが出来ます。