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iPadとT-01Bで外付けキーボードを使ってみた比較 #T01B #ipadjp

      2010/10/06

REUDOのBTキーボードRBK-2000BTIIをiPadとT-01Bの両方で使ってみて感じたことの個人的感想をまとめていきます。

●接続方法

接続の方法はどちらも同じような感じ。
キーボード側を待受にして端末側から接続に行きます。
この際、iPadはiPad側が提示した数字をキーボードで入力、T-01BはT-01Bとキーボード双方で同じものを入力、といった違いはありますが大したことではありません。

●文字入力について

基本的な文字入力についてはどちらもほぼ問題なし。
T-01Bはキーの印字と入力内容が一部異なるので別途キーボードユーティリティの導入が必要です。
ここに関してはiPadの方がシンプルでいいですね。

●キーボードショートカットについて

Ctrl+XCVA等のエディット系のショートカットはどちらも利用可能です。
またSHIFT+方向キーなどで文字選択もどちらも可能でした。
入力中にCtrl+POIU等で全角、半角、ローマ字等を切り替えるショートカットはT-01Bで利用可能、iPadで利用不可でした。

●システム部分の操作について

方向キーでのメニューの選択等はT-01Bでは可能、iPadでは不可能。
もちろんエンターキーでメニューの実行もT-01Bでは可能、iPadは不可能。
さらに言うとWinキーでスタートメニューの表示やESCキーでの取り消しなどもiPadでは行えず、基本的にiPadのキーボードはテキスト入力のみに利用するものという事になりそうです。

iPadの場合はアプリケーションを画面タップで起動→編集画面やテキスト入力画面の表示までは画面タップ、そこからキーボードで文字入力という2段階の操作が必要になります。

T-01Bの場合はアプリケーションの起動→編集画面やテキスト入力画面の表示→文字入力までの一連の操作がキーボードで全部行えます。

●キー入力時の画面について

REUDOのRBK-2000BTIIには標準で端末を立て掛けるための台が付属しています。T-01Bはこの台の上にそのまま設置して画面をみながらの文字入力ができますが、iPadは台の強度の問題で支えきれないため、台を利用できません。

しかしながらiPad自体を斜めに立て掛けるケースなどが多く出回っているので、そちらを利用すればそれほど大きな問題ではありませんね。
 
●欠点
 
T-01B、iPadそれぞれ上記であげた以外の気がついた欠点を挙げておきます。
まずT-01Bの欠点はBTと3Gの併用ができないという、docomoの制限が最も大きいです。
これのせいで例えばblogの下書きをT-01Bで行って、いざblogにアップロードという際にBTを一旦切って3Gを繋ぎ直すという作業が必要です。

アプリケーションを利用することでその制限は回避できますがそのままでは出来ないという大きな制限を抱えています。

iPadの欠点はやはり大きい、重いという点。
これが結構ポイントとしては大きくて、キーボードを使うために取り出すのが結構面倒です。
そして普段使うかどうかわからない状態で鞄に入れておくのが非常に重く、大きく邪魔になります。
 
●おまけ
 
REUDOのRBK-2000BTIIの場合、導入するユーティリティで設定すればT-01Bではアプリケーションランチャー機能を利用することができます。まぁ、これに関しては単にRBK-2000BTIIが対応しているかしていないかだけの話なので今後(iPadが)どうなるかはわからない話ですが、こういうシステムの根幹に関わる部分に簡単にサードパーティーが入り込めるのかな?という疑問はあります。

このように、キーボードを繋げることでよりPCライクに操作が行えるようになるのはT-01Bだといえます。

少しのカスタマイズでかなりPCライクな操作性を実現するT-01B、ほとんどカスタマイズ無しで接続、利用できるが画面タップ+キーボード入力というオペレーションに自分をならしていく必要があるiPadという感じでしょうか。

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